証券口座と一緒に開設しておきたいNISAと積み立てNISAですがそもそもNISAと積み立てNISAの違いとはどういったものなのかなどを解説していきたいと思います!
- そもそもNISA・積み立てNISAとは?
- NISAと積み立てNISAの違いとは?
- どういった使い方が便利なのか
これからのポイントが分かる記事になっています。
そもそもNISA・積み立てNISAとは?
通常の証券口座にも種類があります。まず、投資で出た利益は課税対象となっており約20%の税金が引かれるようになっています。
課税対象となっているのは配当金や値上がり益などがあげられます。例えば投資で100万円の利益が出ると20%が税金で取られるので80万円が手元に残るような感じです。
しかし、このNISA・積み立てNISAの口座を利用することで条件はありますが投資で得た利益が非課税となります。
それでは【NISA】と【積み立てNISA】の2種類ありますがどのような違いがあるのかを紹介していきたいと思います!
違いとしては投資出来る金額や非課税期間などの違いもありますのでそちらを解説していきます。
NISAと積み立てNISAの違いとは?
優遇制度 | 投資可能額(年) | 非課税期間 | 投資可能期間 |
NISA | 120万円 | 最長5年 | 2023年まで |
積み立てNISA | 40万円 | 20年間 | 2037年まで |
NISAと積み立てNISAではこのような違いがあります。他にも投資出来る株式などもNISAと積み立てNISAでは違いがあります。
NISAと積み立てNISAの投資先は証券会社によっても異なりますが、NISAの方が多いと思っていただければいいと思います。
積み立てNISAでは積み立てを主にしているため積み立てしやすい投資信託などがほとんどとなっております。
逆にNISAでは株式なども投資先に入っているので幅広い商品があります。
NISAのメリット
1年間で120万円投資できる
積み立てNISAと比べるとやはり1年間に120万円まで投資出来ることと投資対象商品が多いことになります。
積み立てNISAは年間40万円までしか投資出来ませんがNISAでは120万円まで投資することができます。そのため早く利益を出したい方にはNISAがおすすめになります。
投資対象商品が多い
投資対象商品も積み立てNISAと比べ多いので幅広い投資のやり方をすることができます。
NISAのデメリット
2023年で一旦終了
2023年で一旦終了し新しいNISAが始まるようになるため現在(2021年)から始めると非常に少ない投資期間での投資になります。
証券会社によって投資対象が異なる
開設する証券口座によって投資対象商品が異なっているため投資対象商品が多い証券会社から少ない証券会社まであるので見極める必要があります。
損益通算が出来ない
NISAと積み立てNISAどちらとも同じデメリットですが他の口座(一般口座・特定口座)損益通算ができません。
NISA口座と他の口座で出た損益を一緒に出来ないのでNISA口座でマイナスになり普通口座では利益が出た場合には損益を一緒ににすることが出来ないので利益丸々税金が引かれます。
積み立てNISAメリット
最高で800万円非課税
積み立てNISAは1年間に40万円まで投資ができ、20年間利用することができるので合計で800万円まで投資することができます。
NISAに比べ投資対象商品が少ない
積み立てNISAは積み立てをメインに考えている投資対象商品なので投資対象商品が少なく限定的です。さらに証券会社によっても異なりますので注意が必要になります。
しかし、投資対象商品が多くても逆に「どこに投資したらいいのか分からない」方にとっては投資しやすいのはメリットになります。
損益通算が出来ない
積み立てNISAもNISAと同じく損益通算ができません。しかし積み立てNISAは口座に積み立てながら投資をするスタイルなので20年間積み立てる方にとってはあまり関係ないです。
「最後に売却した際にほかの口座と損益通算が出来ない」という点だけ頭に入れておけば大丈夫です!
NISAがおすすめな人
NISAは投資先が幅広く投資できるので初心者か経験者かと言われると経験者向けの口座になります。
株式投資は株価の乱高下が激しく売るタイミングや買うタイミングの判断を見極める必要があります。そのため株式投資は難しく最初のうちは損をしやすいです。
しかし、投資で様々な恩恵があり配当金で不労所得が欲しい方や株主優待で割引券などのサービスが欲しい方や値上がり益など投資のやり方は様々なので投資を楽しみたいという方にオススメです!
積み立てNISAがおすすめな人
こちらは初心者でも利用しやすい口座になっています。
積み立てNISAは毎月の積立をすることで銀行に預けて置くよりはるかにリターンが狙えるので毎月小額でも貯めていきたいという方に向いています。
積み立てNISAは年に40万円まで投資ができ20年間非課税にすことができるので合計で800万円非課税で投資することができます。さらに積み立てNISAは厳選された商品に絞られていますので初心者の方でも選びやすいところがポイントとなっています。
どういった使い方が便利なのか?
私の個人的におすすめな使い方は積み立てNISAをフルで活用しつつ余った資金を普通口座で株式などを購入するというやり方がおすすめです!
NISAでは利益を大きく利益を出すことは出来ますが1年間に120万円までさらに最長で5年と少なく長期的に見ると右肩上がりでも短期になると暴落というリスクがあるので下手をしたらマイナスになりかねない点があります。
積み立てNISAは長期投資ができるので投資信託は長期的に見たらコツコツと上がっているのでリスク少なめでコツコツと貯めて行けれます。
余剰資金で株式を購入することで株式投資を小額から始めることで投資の勉強にもなり自分にあった投資のやり方を見つけることもできます!
まとめ
NISAや積み立てNISAのような非課税となる口座はありますが投資なので損するリスクもあります。
そのため投資の知識を知るためにも株式の投資を少しでもやっておく必要があります。
メリット、デメリットを踏まえてNISAや積み立てNISAを選び投資を体験してみましょう!
全くリスクを取りたくないと言った方にはNISAや積み立てNISAなどはリスクがあるのであまり向いていません。